①シアル酸について
・高級食材のツバメの巣などに多く含まれる
・外敵にくっつく性質
・のどに付着したウイルスに吸着して胃に落とし込み胃酸で死滅させる
・インフルエンザの治療薬として有名な、リレンザ、タミフルなどはシアル酸の構造をもとに開発されたといわれる
・ウイルスがのどに付着していると、そこから肺に入ったり、粘膜から浸透することで症状が出てくる
②板藍根(ばんらんこん)について
■2003年、SARSが流行した際に中国で需要が高まり、日本でも有名になった。
■漢方では、インフルエンザや日本脳炎など高熱や頭痛、耳下腺炎など炎症がひどい時に「清熱涼血解毒」の目的で使用する。
■基礎研究においても板藍根は抗菌作用の幅が広く、多種類の細菌の増殖を抑えることや、多くのウィルスの働きを抑制し、インフルエンザウイルスの増殖も抑制することが報告されている。